6/10、23:03頃旅立ったソフィの
最期の様子を記録に残しておきたいと思います。
ソフィのことは何もかも忘れたくないから。
6/9、父の見舞いから帰り、
いつものように「ソフィどう?元気?」と相方に聞くと、
「ちょっとミルクの飲みが悪いんだよねぇ。
お昼のミルクまだ飲めてないんだ。」と。
その前日(6/8)までは同量程度の高カロリーミルクを
ほぼ一回の給餌で飲み切ってくれており、
「食欲出てきたみたいね~。」と二人で喜んでいたのですが。
それでも6/9は、三食分のミルクを夜0時をちょっと過ぎる
頃には飲み切ってくれていました。
6/10の朝からもあまり飲まず、お昼分は朝のミルクが少し残っていたところに
昼分のミルクとi/d缶を足して多めに作りましたが、
夜になってもそれを飲み切れていませんでした。
日中はそれでも見た目はいつものように穏やかに過ごしていました。
多少要求鳴きの回数は多かったようには思います。
そのたびに「はいはーい、居るよ~、な~に?」と、
体をぽんぽんしたり、お水を飲ませたり、抱っこしたり、
すぐに行けない時も「待ってまって~」と
やっていたことを切りのいいところで放置して、
なるべく早くソフィに触れるようにしていました。
そのおかげか鳴き続けるようなことはなく、
けっこうすぐに落ち着いてくれていました。
ただ、今思えば、何度も鳴いていたせいもあるかもしれませんが、
時折声がかすれたような、力ないような、
そんな声になっていたような気もします。
2015/6/10お昼頃。ソフィの最後の顔写真。
この日は私は何も予定がなく、
一日中家に居て、ソフィとまうの傍にいました。
そしてソフィを少しでも清潔で気持ちよくしてやろうと、
数日前に届いたウォーターレスシャンプーや
ウェットティッシュやブラシなどで毛と皮膚の手入れをし、
口の周りや目の周りの毛を短く切って、
汚れが付きにくいように、手入れがしやすいようにしようとしていました。
時々ソフィに寄り添ってうたた寝したり、
ソフィをお腹の上に乗せて一緒にうとうとしたり、
のんびり過ごしておりました。
夜10時頃に相方が帰ってきて、残りのミルクを飲ませようとしてくれましたが、
完飲することはできませんでした。
無理に飲ませるのも良くない(誤嚥などが心配)と思ったので、
そのままベッドに寝かせているとしばらくして
「ひゃんひゃん」となきはじめたので、
相方が「お水ー、ミルクー、体位変換ー、違うなぁ」といろいろ試したあげく、
「甘えかなぁ」と腹の上に寝かせてみました。
いつもならそれで落ち着いて寝てくれるのですが、
この時は落ち着かず、鳴き続けたので、
息苦しいのかもしれない、と抱っこの体勢にしてもらいました。
(抱っこの姿勢が一番呼吸が楽そうなので)
抱っこで少し呼吸が落ち着いたようにも思えましたが、
いつもより大きく目を見張って、目玉が今にも
こぼれ落ちそうなくらいに出ていました。
抱っこして落ち着いたのもほんの1分くらいで、
またあがき始め、その時抱っこしていたにいたまが
「なんか呼吸がごぼごぼいってる」と言い、
「あ、これはもう…」と。
その時、ソフィの胸に触れていた手で感じるソフィの心臓の鼓動が
どんどん弱くなってきてしまったそうです。
瞬間的に「もうダメかもしれない」と思ったので、
「抱っこさせて」とソフィを抱かせてもらいました。
私が抱いた時はもう心臓の鼓動は
ほとんど感じることができなかった気がします。
苦しくないように抱っこしてあげようと体勢を整えているうちに、
涎がたくさん出てきて、それをウェットティッシュで拭いているうちに、
「はぐ、はぐ、はぐ」と大きく口で三回ほど呼吸をして、
その後静かになりました。
相方が抱っこの姿勢にしてからここまでほんの2、3分、
私が抱き取ってから1分足らずの、
本当にあっという間の出来事でした。
瞬間的に時計を見ると23:03でした。
ソフィを抱きしめたまま二人で顔を見合わせて呆然とし、
「ソフィが…ねぇ、これもうだめ?戻ってこないかな」
「うん、多分もうだめ、というかもういいよ、ね、
これ以上苦しいのは可哀想だよ。」
「そうね、うん、そうね、偉かったね、
ソフィはよく頑張った、ほんとよく頑張った。」
しばらくソフィを抱きしめていましたが、
固くなる前に目を閉じさせてあげたいと思い、
ソフィをいつものベッドに戻そうとしたところ、
ちっちがシーツに漏れており、
(お尻にシーツを当てて抱っこしていた)
ベッドに戻す時も少し垂れてきました。
いつもの姿勢のように寝かせ、瞼を閉じさせようとしたのですが、
目が飛び出し気味でなかなか閉じたままにできません。
それでもしばらく瞼を押さえていると、
元気だったころのソフィの寝顔と同じ顔になりました。
(いつも少し目を開けて寝ていました)
姿勢と毛並みを整えると、
まるで生きているように、寝ているだけのようなソフィになりました。
体の所々もまだ暖かく、関節も柔らかく動かせるし、
このまま置いておけば、また呼吸が始まり、
目を覚ましてくれそうなくらいに。
ソフィは時々呼吸をさぼる(?)ことがあって、
ふと見ると肋骨が動いていないような時があり、
「ソフィ、生きてる?息してる?」と聞くと、
大きく肋骨が上下してふーーーと深呼吸することがありました。
今もそうなるのではないか、と思えてなりません。
でも肋骨は全然動いてくれないし、光を当てても瞳孔は反応しません。
本当に本当にもうダメなの?戻ってこないの?
こんなにいつも通りなのに。
寝てるだけなのに。
本当に信じられないくらいに穏やかでいつも通りのソフィの姿でした。
最期の様子を記録に残しておきたいと思います。
ソフィのことは何もかも忘れたくないから。
6/9、父の見舞いから帰り、
いつものように「ソフィどう?元気?」と相方に聞くと、
「ちょっとミルクの飲みが悪いんだよねぇ。
お昼のミルクまだ飲めてないんだ。」と。
その前日(6/8)までは同量程度の高カロリーミルクを
ほぼ一回の給餌で飲み切ってくれており、
「食欲出てきたみたいね~。」と二人で喜んでいたのですが。
それでも6/9は、三食分のミルクを夜0時をちょっと過ぎる
頃には飲み切ってくれていました。
6/10の朝からもあまり飲まず、お昼分は朝のミルクが少し残っていたところに
昼分のミルクとi/d缶を足して多めに作りましたが、
夜になってもそれを飲み切れていませんでした。
日中はそれでも見た目はいつものように穏やかに過ごしていました。
多少要求鳴きの回数は多かったようには思います。
そのたびに「はいはーい、居るよ~、な~に?」と、
体をぽんぽんしたり、お水を飲ませたり、抱っこしたり、
すぐに行けない時も「待ってまって~」と
やっていたことを切りのいいところで放置して、
なるべく早くソフィに触れるようにしていました。
そのおかげか鳴き続けるようなことはなく、
けっこうすぐに落ち着いてくれていました。
ただ、今思えば、何度も鳴いていたせいもあるかもしれませんが、
時折声がかすれたような、力ないような、
そんな声になっていたような気もします。
2015/6/10お昼頃。ソフィの最後の顔写真。
この日は私は何も予定がなく、
一日中家に居て、ソフィとまうの傍にいました。
そしてソフィを少しでも清潔で気持ちよくしてやろうと、
数日前に届いたウォーターレスシャンプーや
ウェットティッシュやブラシなどで毛と皮膚の手入れをし、
口の周りや目の周りの毛を短く切って、
汚れが付きにくいように、手入れがしやすいようにしようとしていました。
時々ソフィに寄り添ってうたた寝したり、
ソフィをお腹の上に乗せて一緒にうとうとしたり、
のんびり過ごしておりました。
夜10時頃に相方が帰ってきて、残りのミルクを飲ませようとしてくれましたが、
完飲することはできませんでした。
無理に飲ませるのも良くない(誤嚥などが心配)と思ったので、
そのままベッドに寝かせているとしばらくして
「ひゃんひゃん」となきはじめたので、
相方が「お水ー、ミルクー、体位変換ー、違うなぁ」といろいろ試したあげく、
「甘えかなぁ」と腹の上に寝かせてみました。
いつもならそれで落ち着いて寝てくれるのですが、
この時は落ち着かず、鳴き続けたので、
息苦しいのかもしれない、と抱っこの体勢にしてもらいました。
(抱っこの姿勢が一番呼吸が楽そうなので)
抱っこで少し呼吸が落ち着いたようにも思えましたが、
いつもより大きく目を見張って、目玉が今にも
こぼれ落ちそうなくらいに出ていました。
抱っこして落ち着いたのもほんの1分くらいで、
またあがき始め、その時抱っこしていたにいたまが
「なんか呼吸がごぼごぼいってる」と言い、
「あ、これはもう…」と。
その時、ソフィの胸に触れていた手で感じるソフィの心臓の鼓動が
どんどん弱くなってきてしまったそうです。
瞬間的に「もうダメかもしれない」と思ったので、
「抱っこさせて」とソフィを抱かせてもらいました。
私が抱いた時はもう心臓の鼓動は
ほとんど感じることができなかった気がします。
苦しくないように抱っこしてあげようと体勢を整えているうちに、
涎がたくさん出てきて、それをウェットティッシュで拭いているうちに、
「はぐ、はぐ、はぐ」と大きく口で三回ほど呼吸をして、
その後静かになりました。
相方が抱っこの姿勢にしてからここまでほんの2、3分、
私が抱き取ってから1分足らずの、
本当にあっという間の出来事でした。
瞬間的に時計を見ると23:03でした。
ソフィを抱きしめたまま二人で顔を見合わせて呆然とし、
「ソフィが…ねぇ、これもうだめ?戻ってこないかな」
「うん、多分もうだめ、というかもういいよ、ね、
これ以上苦しいのは可哀想だよ。」
「そうね、うん、そうね、偉かったね、
ソフィはよく頑張った、ほんとよく頑張った。」
しばらくソフィを抱きしめていましたが、
固くなる前に目を閉じさせてあげたいと思い、
ソフィをいつものベッドに戻そうとしたところ、
ちっちがシーツに漏れており、
(お尻にシーツを当てて抱っこしていた)
ベッドに戻す時も少し垂れてきました。
いつもの姿勢のように寝かせ、瞼を閉じさせようとしたのですが、
目が飛び出し気味でなかなか閉じたままにできません。
それでもしばらく瞼を押さえていると、
元気だったころのソフィの寝顔と同じ顔になりました。
(いつも少し目を開けて寝ていました)
姿勢と毛並みを整えると、
まるで生きているように、寝ているだけのようなソフィになりました。
体の所々もまだ暖かく、関節も柔らかく動かせるし、
このまま置いておけば、また呼吸が始まり、
目を覚ましてくれそうなくらいに。
ソフィは時々呼吸をさぼる(?)ことがあって、
ふと見ると肋骨が動いていないような時があり、
「ソフィ、生きてる?息してる?」と聞くと、
大きく肋骨が上下してふーーーと深呼吸することがありました。
今もそうなるのではないか、と思えてなりません。
でも肋骨は全然動いてくれないし、光を当てても瞳孔は反応しません。
本当に本当にもうダメなの?戻ってこないの?
こんなにいつも通りなのに。
寝てるだけなのに。
本当に信じられないくらいに穏やかでいつも通りのソフィの姿でした。
by sophiegogo
| 2015-06-12 10:06
| ソフィ